Welina Interview vol.05 東急ウェリナ旗の台 介護グループリーダー 宮田 雄輝 × 東急ウェリナ旗の台 生活相談員 原 和歌子 × 東急ウェリナ旗の台 ケアマネジャー 佐々木 渉

Welina Interview vol.05

東急ウェリナ旗の台 介護グループリーダー 宮田 雄輝 × 東急ウェリナ旗の台 生活相談員 原 和歌子 × 東急ウェリナ旗の台 ケアマネジャー 佐々木 渉

「東急ウェリナ旗の台」は、お元気な方が多くご入居され、生活のお手伝いが必要となった場合は介護保険サービスを利用しながらお暮らしいただけるシニアレジデンスです。
家族のように寄り添うスタッフが、チーム一丸となってご入居者の暮らしをサポートします。
今回は生活相談員、ケアマネジャー、介護グループリーダーの3名に、ご入居者の日常生活を支えるサービスや、部署間の連携について語っていただきました。

部署間の緊密な連携で、
より良いサービスを目指す

原:私は2020年3月から「東急ウェリナ旗の台」で生活相談員として勤務しています。ご入居者に最も近いスタッフとして、お住まいの皆様の多岐にわたるご相談に対応します。日常的に多いのは、おひとりでの外出が難しい方やご不安な方が病院を受診される際の付き添いやお買い物のお手伝いなどです。また、新たにご入居された方の窓口的な存在でもあり、ご入居者はもちろん、ご家族のご要望やご相談を伺う役割も担います。

佐々木:私は2021年2月から「東急ウェリナ旗の台」でケアマネジャーとして勤務しています。ご生活にお手伝いが必要となったご入居者に、介護保険等の相談業務や、ケアプランの作成業務を行います。具体的には、スタッフが身の回りのお手伝いをする際にどのようなサービスを行うかの「施設サービス計画書」の作成などを行います。

宮田:2020年12月より「東急ウェリナ旗の台」で介護職のリーダーを務めています。ご入居者の生活をサポートする立場として、日々のお困りごとや、ご希望にいち早く気づき改善することで、お一人おひとりがより満足してお過ごし頂けるよう心掛けています。「東急ウェリナ旗の台」はお元気なご入居者が多くお住まいの施設なので、体操やレクリエーションを楽しんでいただく工夫をしたり、スマートフォンやパソコンの使い方のご相談などにも対応しています。

原:パソコンやスマートフォン、タブレットの使い方や、音量を下げる方法を教えてほしいといったご相談は、私のもとにも多く寄せられます。

佐々木:「東急ウェリナ旗の台」では、生活相談員、ケアマネジャー、介護スタッフが連携してご入居者の暮らしをサポートしています。私たちは、毎月1回行われるリーダーミーティングと全体会議で、ご入居者の皆様により良いサービスを提供できるよう話し合いを行っています。リーダーミーティングはさまざまな部署のリーダーが集まるので、見解の相違等があるときには施設としての方針を決め、具体的にどのように動くか等を話し合います。

宮田:私は介護職のグループリーダーとして、リーダーミーティングには部署でまとめた意見や課題等を、他部署との調整を行う立場としてのぞんでいます。また施設全体を見て「もっとこうしたほうがいいのでは」といった提案をすることを心がけています。

原:生活相談員はご入居者やご家族から多岐にわたるご相談やご質問を受けますので、リーダーミーティングでは情報が滞らないように各部署や全体に向けて発信することがメインになります。

佐々木:リーダーミーティングや全体会議以外にも、必要に応じて担当部署が集まるショートカンファレンスを行います。例えば、介護保険サービスの利用内容を変更する必要があるお客様がいらっしゃった場合、介護スタッフや生活相談員に情報共有を行っています。

宮田:介護部署からは「ご入居者ごとに、こういう方針がいいのでは」と急ぎで提案する場合、1カ月に1回のリーダーミーティングや全体会議を待つのではなく、ケアマネジャーや機能訓練指導員、看護師とショートカンファレンスを開き、速やかに行動することを心がけています。

宮田 雄輝Yuki Miyata
新卒で介護の仕事につき、介護福祉士の資格を取得。2018年に東急ウェルネス株式会社入社、「東急ウェリナ自由が丘」に配属となり介護スタッフとして勤務。2020年より「東急ウェリナ旗の台」で勤務。
原 和歌子Wakako Hara
特別養護老人ホームで生活相談員として勤務したのち、2020年に東急ウェルネス株式会社入社、「東急ウェリナ旗の台」に配属となる。
佐々木 渉Wataru Sasaki
他社の有料老人ホーム勤務を経験したのち、2011年に東急ウェルネス株式会社入社、「東急ウェリナ大岡山」に配属となり、ケアスタッフとして勤務。2016年からケアマネジャー。2021年から「東急ウェリナ旗の台」で勤務。

アクティブに
お過ごしいただくための、
充実した医療・介護体制

お一人おひとりをサポートするサポートリビング
機能訓練指導員が常勤するフィットネスルーム

佐々木:私の場合は、今まで習慣としてできていたことが身体機能の低下によってできなくなった際にご相談を受けることが多いですね。例えば、これまでは問題なかった階段の上り下りが難しくなってきた場合に、身体機能を維持する訓練をしたいとか、上り下りの際に付き添ってサポートしてほしいといったことです。

宮田:お元気な方が多い施設なので、「こんなことをやってみたい」というポジティブなご相談が多いのが特徴です。最近では、将棋を覚えたいというご相談を受けたので、お時間をとって一緒に将棋を指すなど、可能な限りお客様のご希望を実現できるようサポートしています。介護スタッフだけでは難しい場合は、アクティビティ部会を通して機会を設けたり、個別性の高いご相談の場合は生活相談員に協力を依頼したり、ケアプランに組み込んでもらうようケアマネジャーに依頼したりします。

原:最近よくお声かけいただくのは、介護保険についてのご質問です。自宅同様にお元気で生活しているご入居者が多いので、介護保険について聞いたことはあるけれど知識はないというご入居者が結構いらっしゃいます。介護保険についてのご相談を受けたら、それこそ横の連携を活かして、ケアマネジャーに「ご入居者が介護保険の申請をしたいとおっしゃっている」と引き継ぎ、スムーズな利用ができるように努めています。

佐々木:お元気な方が多い施設ではありますが、介護保険を利用したサービスの提供やお手伝いもできるので、安心して長くお住まいになっていただければと思います。

宮田:「東急ウェリナ旗の台」は、スタッフが24時間体制で勤務していますので、夜間も安心してお過ごしいただけます。さらに、東急病院など近隣医療機関との協力体制も整っていますので、健康管理の面でも安心です。一方で東急大井町線・池上線の2線が利用できる旗の台駅から徒歩2分とアクセスに恵まれているので、アクティブに行動したい方にもご満足いただける環境だと思います。

原:抜群のアクセスを活かして、外出を楽しまれる方も多くいらっしゃいます。施設に入居すると自由に活動できないというイメージを持たれる方も多いのですが、「東急ウェリナ旗の台」では、ご入居者が叶えたいことを実現できるようサポートさせていただいています。イベントも豊富で、フィットネスルームで身体機能を維持することもできます。

常勤の看護スタッフが対応にあたる健康相談室

地域とつながる
シニアレジデンスを目指して

佐々木:ご入居者からご好評いただいているお食事については、健康面や栄養面に配慮した日替わりメニューをダイニングでご提供しています。さらに「東急ウェリナ旗の台」ではお部屋にキッチンがついており、ご自身でお料理をすることもできます。夜だけダイニングで召し上がって、朝と昼はご自身でつくられる方もいらっしゃいます。

宮田:予約制ではないので、普段はご自身でお料理されている方でも、その日の体調やご気分でダイニングでのお食事を選んでいただける点はとても便利だと思います。

原:ご自身でお料理されることが活力になっているご入居者も多くいらっしゃいます。食材のお買い物が難しい方は、私たち生活相談員が同行してサポートさせていただくこともあります。

ダイニング
居室のキッチン

佐々木:今後は、徐々にご入居者が増えていく中で、質の高いサービスを維持することが重要だと考えています。そのためには、これまで以上にスタッフ同士や部署間でのコミュニケーションが求められます。

宮田:将来的には、「東急ウェリナ大岡山」など事業所間の連携も深めていけたらと考えています。全職員がサービスへの高い意識をもっているのがウェリナシリーズの特徴ですので、事業所間の連携で相乗効果が生み出せればと思います。

原:以前はイベントでお神輿を呼んで地域の皆さんで楽しむといった機会があったのですが、コロナ禍によって地域とのつながりが薄れてしまいました。旗の台は7つもの商店街がある活気のある街なので、今後は改めて地域とのつながりを築いていければと考えています。地域とのつながりが深まれば、ご入居者も街に出やすくなり、より活発な日々をお過ごしいただくことにつながると思います。